【ホグワーツレガシー】Switch版ついに発売！評判やレビューまとめ

今年で原作が25周年を迎え、4月にはドラマ化の正式発表もされた、大人気シリーズ作品『ハリーポッター』。現在もなお色褪せず、世界中のファンに愛されている大ヒット作です。そんな『ハリーポッター』の世界観の中で、新入生として様々な冒険・探索をしていく大人気アクションRPGゲーム『ホグワーツレガシー』。今回は、ようやく発売されたのホグワーツレガシーSwitchの評判やレビューについてまとめてみました。

開発と発売予定の遅れ

ファンが歓喜するほど細部までこだわったこともあってか、開発にはかなりの苦労があったようです。制作発表当初は「2021年発売」と予定されていたSwitch版の『ホグワーツレガシー』ですが，度重なる延期を重ね，PC版とPS5版，Xbox Series X|S版が2023年2月10日、PS4版とXbox One版が5月5日に発売されました。2年ほど予定から遅れましたが、ファンも納得するほどの仕上がりになっているため、多くのプレイヤーから高評価を得ています。その証拠に、PS4版とXbox One版の収益を加えずに、5月5日の段階で世界累計1500万本のヒットを記録し，総収益が約1360億円を超え，WB Games最大のローンチになったことが発表されています。

プラットフォームの違い

そして11月14日に配信開始されたSwitch版の『ホグワーツレガシー』について、発売目には公式が「可能な限り最高のゲーム体験を提供することが，私たちの最優先事項です」ツイートがされていました。実際に、Switch版となると他のプラットフォームと比べ、容量や画質などの関係で『ホグワーツレガシー』がどう変わるのかがプレイヤー達から懸念されていました。そういった面での調整に時間がかかり結果的にホグワーツレガシー発売日延期となっていました

ホグワーツレガシーとは

プレイヤーは時期外れの転入生としてホグワーツの魔法学校に入学し、一生徒として学校生活を送っていきます。おなじみのものやゲームオリジナルの呪文を習得する授業や、魔法薬の調合を覚える授業など、様々な授業を受けることができ、プレイヤーが望めば魔法動物さえも手懐けることができます。ハリーポッターの世界をそのまま体験できる作品になっています。

本作の舞台は原作より100年ほど前の1800 年代のホグワーツなので、残念ながら原作や映画に登場する人物は登場しません。その代わりと言ってはなんですが、作品の馴染み深い『場所』は存在します。ホグズミード村や禁じられた森など、冒険をすることも可能になっています。
冒険・探索要素など、非戦闘のものにも目が行きがちですが、トロールや小鬼、対人戦の魔法を使った戦闘要素ももちろんあります。

ユーザーからの評価

多くのユーザーからSwitch版では画質やFPS値など懸念されていましたが、評価的には期待以上のできになっているという声が多くありました。実際に、ほかのプラットフォームとの違う点はいくつかあります。それについても紹介していきますが、結論から言うと、ほかのプラットフォームをプレイしたことのある人には少し違和感があるかもしれませんが、Switch版が初めてという方には違和感なくプレイが楽しめる作品になっています。

ほかのプラットフォームとの違い

まず1つ目は、ワールド全体であるハイランド地方とその中ほどに位置するホグワーツとホグズミード間にロードが挟まれる点です。ほかのプラットフォームでは、ロードのない「シームレス」でしたが、Switch版ではさすがに難しかったようです。ホグズミード内にある各ショップに入る際にもロードが必要となっています。マップ間の移動（ファストトラベル含め）の際には最大60秒程度（PS5では数秒程度）、ショップに入る際には20秒程度のロードが挟まれる仕様になっています。PS5版を体験したことのある方には時間が長く感じられると思います。

そして2つ目は、グラフィックについて一定以上のダウングレードは否めません。マルチプラットフォームにて描画されるNPCの数は抑えられており、一定以上の距離があるオブジェクトなどには霧がかかったようになっており、近づかないと描写されないようになっています。

評価

結果的に、映画でも登場したホグワーツ城内のアイコニックな仕掛けの動く階段などのギミックはSwitch版でも体験することができ、城内を探索する際にはほかの棟に繋がる扉以外、ロードなどもほとんど必要ありません。Switchに移植するにあたって、様々な最適化のための処理が施されていることがわかります。城内の装飾ディテールが省略されていたり、箒で移動する際のオブジェクト描画が控えめになっている点などが伺えます。しかしプレイする際にはそこまで気にならないので、高評価を得ている理由が垣間見えます。