いまから35年前の1986年(昭和61年)6月13日は、ファミコン用ソフト『スターソルジャー』が発売された日。本日で35周年を迎えました。
『スターソルジャー』は当時存在したゲームメーカー・ハドソンから発売されたシューティングゲーム。前年に発売されたアーケードからの移植作『スターフォース』の流れを汲む作品で、地上や空中の敵をショットのみで撃ち落とす縦スクロール型シューティングゲームでした。
いまのシューティングゲームは、いかに避けるかが大事なものが多いですが、『スターソルジャー』はいかに得点を稼ぐかというのが重要なゲームになっています。隠しボーナスなどもたくさん存在しており、スコアアタックがアツい作品でした。
とくに画面四隅から飛んでくる4つのパーツが合体する“ラザロ”という敵は合体前に倒すと8万点ものボーナスが得られることで有名。正確には、右上・左上のふたつと右下・左下のふたつがそれぞれ横方向に合体し、つぎにそのふたつが縦方向に合体するので、1回目の合体後に16発を撃ち込めばいいというもの。読者のなかには、撃破に挑戦した人も多いのではないでしょうか?
なお、『スターフォース』にも“ラザロ”の元ネタとなった“ラリオス”という敵が存在しており、こちらは『ゲームセンターCX』で有野課長が挑んでいます。そのため、もしかしたらいまではこちらのほうが有名になったかも?
ちなみに高橋名人はブログで“ラザロ”は、もともと1秒間で16発が必要だったものの、8連射でクリアーできるようにしたことを明かしています。確かに1秒間に16発だと全盛期の高橋名人レベルじゃないとクリアーできないですもんね。
そして! 『スターソルジャー』といえば、やはりハドソンが主催していたゲーム大会の全国キャラバンですね。第2回のタイトルが『スターソルジャー』でしたが、なんと最大規模である40都道府県・65会場で行われました。さらに、このキャラバンは雑誌などでも特集されていたので、現地に行ったことはなくても存在は知っているというちびっ子も多かったはずです。
そのなかで子どもたちのヒーローだったのが高橋名人。『スターフォース』で16連射を披露し、ファミコン名人として有名になった高橋名人は、当時の子どもに大人気でした。同じく人気だった毛利名人との対決を描いた『GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦』という映画まで公開されていたのだから、その人気は計り知れません。なお、映画は、本編以上にオープニングで高橋名人が16連射でスイカを破裂させるところが見どころです(笑)。
ちなみに、もともと高橋名人はハドソンの社員で宣伝部の人。そのため、筆者が大人になって取材でハドソンを訪れたときに、普通に高橋名人が社内にいて、「あれ? 今日は何をしに来たの?」とフランクに声をかけてきたことも。「あの高橋名人が目の前にいる~!」と心のなかで叫んだのはヒミツ(笑)。
その後、高橋名人は「ゲームが超下手なくせに名人を名乗っちゃった先生」として、『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に出演。じつはゲームが下手だということを明かしました。そこで子どもたちの夢を壊さないために一生懸命にゲームを練習していたことを告白しています。いい話や……。
引用元: ・『スターソルジャー』35周年。16連射の高橋名人に憧れる子どもたちが熱狂した時代。
人生の折り返し地点だな
人気ありすぎてそういうデマもあった
尚バネ仕込むとボタン連打不能だったそうな
後で本家が出してたよな
漫画に出てるハドソンの工藤社長はポケットマネーでCPU作っちゃった人だな。
社長の玩具用にファミコンより高性能なチップが欲しいから、という話を聞いたセイコーの社員が
「個人向けに製造できるようなものじゃない、いくらかかると思ってるんだ」
と怒って説教を始めたところ
その場で札束を積んで黙らせ、強引に製造の契約を結んでしまったという武勇伝の持ち主w
ちなみに、そのチップを使って作られたのがかのPCエンジン。
CPU作るとか夢のある時代だなw
あの出来を見てスタソル選んで良かった思いつつお互いのゲーム楽しんだ
おおらかな時代だったな
当時自分も聞いたしなぁ
ただ何故逮捕されたか、みたうな話は覚えてないのよ
1日警察署長が警察に行く=悪い事した=バネ仕込んで詐欺で逮捕となったようでw
ひどいデマだw
PCエンジンなんて作るべきじゃなかったなぁ、ましてキャラバン作品でPCE使うとかさ…
スーファミでの存在感の薄さがその後の運命を暗示してしまっていた
痙攣剤ってそもそも何だよっていう。
そんな内情など知らない当時の少年たちの憧れの存在だったな
まさか実は高橋名人はゲームプレイがヘタクソだった、なんて言っても誰も信じなかっただろう