マリオカートは、コース上のアイテムボックスから取得したアイテムでキャラクターを加速させたり、他のキャラクターを妨害したりして、レースを有利にすることができるのが特徴のレースゲームです。
マリオカートについて、ベル助教授は「誰でも楽しく遊べるということもあって、私は子どもの頃からマリオカートを楽しんできましたし、私の子どもたちもマリオカートで遊んでいます」と話しました。
マリオカートのファンであると同時に、環境学の専門家でもあるベル助教授は、パキスタンやバングラデシュ、カンボジアなどで実地調査を行った際、現地の貧しい農民が親から受け継いだ農業をやむなく続けている様子を目にしてきました。
そうした実態について、ベル助教授は、「農業は、農業をやりたくない人がやるべき仕事ではありません。農家になるということは事業主や農学者になるということであり、労力も必要となる大変な仕事だからです。しかし、発展途上国の貧しい農民には選択肢はありません」と述べています。
貧困にあえぐ発展途上国の農民を救う方法を模索していたベル助教授が注目したのが、レースゲームの「順位が低いプレーヤーほど強化される」というルールです。
例えばマリオカートでは、順位が低いプレーヤーほどアイテムボックスからいいアイテムが取得できる確率が高くなるため、出遅れたプレーヤーでも一発逆転が狙えるようになっています。
このルールを参考に、貧しい人ほど手厚い援助が得られる助成プログラムを設計することで、貧困問題を改善に導けるのではないかとベル助教授は考えています。
具体的には、政府が助成プログラムを立ち上げて、これを利用した水力発電会社が農民と協力して土地の侵食を防止するような農法を導入することで、水力発電会社によるダムと水力発電所の建設が可能になるといったケースが考えられます。
こうしたケースには複雑な助成システムが必要ですが、適切に機能することで農民の支援と環境保護を両立することができます。
こうした試みはこれまでも行われてきましたが、「支援を必要としている人に支援を届けるのが難しい」という根本的な問題のため、必ずしも成功しませんでした。
しかし、近年に入りスマートフォンが普及してきたことで、貧しい人でも情報にアクセスするのが容易になってきていることから、貧富の格差を解決するアプローチの実施やその効果の検証も容易になりつつあるとベル助教授は主張しています。
ベル助教授は論文の中で「マリオカートのアイテムのルールは、レースに遅れた人がその差を縮めるのに最適なアイテム、例えば金色の『パワフルダッシュキノコ』を手に入れられるようにすることを目的に作られています。
貧困の緩和と環境の改善には、研究者や為政者が『それぞれの状況や課題における金のキノコとは一体何か?』を考える事が重要なのです」と述べました。
https://gigazine.net/news/20210409-mario-kart-pro-poor-governance/
引用元: https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1618020763/
それでも12位は自分で走らないと11位は抜けない
11位になったら12位よりアイテムが渋くなる
そのバランスも含めた設計が必要だって話だよ
本人の腕も大事だが、腕があっても潰し合ったら落ちてしまったり、その間に漁夫の利って事もある
最終的には運が大事って部分もある
しかしマリオカートとの圧倒的な違いは、資本主義は上位層である程良いアイテムが出やすいと言って良い
差が縮まる所か開く一方なんだよな。これはゲームバランス的に言えばクソゲーであると断言できる
この論文はそのバランスを根本的に変えた方が良いよって話なので結構的を射てると思うのだ
そういう競争してる訳じゃないから
それ見てから考えるわ…
富裕層200ccクラス固定
永遠に追いつけません
???
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