EAとFIFAが決別か、FIFA「今後は特定の企業に独占的な権利を与えるのをやめる」

FIFAがこれまでの関係を見直し、新たなゲーム会社との契約を模索していることを示唆した。
「ゲームやesportsとの関係拡大に向けた取り組み」と題された書類の中で以下のような声明を
発表したのだ。

彼らはまず現状について
「我々は積極的にゲーム業界と広範囲にわたる戦略的な関係を構築したいと考えている。
また同時にesportsの今後について、長期的に楽観できる状態にあると分析している」と切り出すと
続けてエレクトロニックアーツを意識したのか、次のような文章も記しているのだ。

「これらの将来をより強固にするためには一社に独占的な契約を結ぶのは望ましくない。
我々の所有するすべての権利は複数の会社が同時に関与できるようにする必要がある」

「テクノロジーやモバイルを事業の柱としている企業は現在、非常に激しい競争を行っている最中だ。
その中にはFIFAと友好的な関係を築くのを望むものや、我々と関係した国際大会を主催している者もいる。
我々としてもこの分野で長期的な視点に立った戦略を構築するために
ゲーム業界の様々な関係者、すなわち開発者、投資家、アナリストなどとの友好を深めていきたいと考えている」

このように彼らはゲームについてとても熱心な見解を明らかにしているが
しかし興味深いことにEAやFIFA22については一切言及がない。
またここ最近、両社は何かと注目を集める話題を提供している。例えば今月7日にエレクトロニックアーツは
これまでのライセンス契約を見直しているとの声明を発表すると今後、新たな題名に変更する可能性を示唆していた。

もっとも、これがすなわち実名不可能になるのかというとそうでもない。
なぜなら同社は多くの国のリーグやスタジアムの実名使用の許諾は得ているからだ。
彼らは彼らで以下のような発言を公の場で残している。

「私たちは何年にもわたって支持されてきたこのシリーズの人気を今後も持続していくためには
実名使用が不可欠であると認識しています。
だからこそ世界全体で300を超える個別契約を結び、1万7000人以上の実在選手、700以上のクラブ、約100個の競技場
そして30以上のリーグをゲーム内に収録することが行えたのです。
我々はこれからもこういった投資を続ける事をここに誓います。我々のゲームこそがUEFAチャンピオンズリーグ及びヨーロッパリーグ
コパリベルタドーレス、プレミアリーグ、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ等をプレイできる唯一のソフトなのです」

ただ彼らは今月11日に「EA Sports FC」という商標も出願していた。
それにここにきてFIFAではなく国際プロサッカー選手会との契約をこれまでより拡大するとも明らかにしている。
一体、両社の関係はどうなってしまうのだろうか。
今のところ分かっているのは来年のカタールワールドカップ閉幕までは現在の契約が維持されるという事だけだ。
https://www.videogameschronicle.com/news/fifa-says-its-open-to-working-with-other-developers-as-ea-relationship-fractures/

「UEFAチャンピオンズリーグ　ヨーロッパリーグ　コパリベルタドーレス　プレミアリーグ、ブンデスリーガ　リーガエスパニョーラ等をプレイできる唯一のソフト」

セリエA無視されてて草

まあ十中八九、中華資本からの横槍だろｗ