『ルイージマンション3』のプレビューが登場、早くも大絶賛される

ルイージマンション3について私は当初、Next Level Gamesが開発している事から懐疑的に見ていた。
彼らのこれまでの実績は最悪というほどではないが、それでも悪名高い
メトロイドプライム：フェデレーションフォースを考慮すれば、あまり期待を持てなくなってしまう。
だが今作を試遊してみると私は考えを変え、むしろ多くの人々が1作目が発売されたGCの時と同様に
ルイージの元へ戻ってくることを願っていた。

Next Level Gamesは以前にも3DSでこのシリーズを開発した経験がある。
しかし「――2」は幽霊との戦いこそ魅力的であったものの、幽霊自体は全く怖くなく
映画・怪盗グルーの手下であるかのような振る舞いが目立っていた。
敵も多様性に欠け、ちょうど色違いのモンスターを倒していくような気分にさせられることが多かった。
一つ一つミッションをこなしていく構造も悪くはないが、個人的に今作とは合わないように思う。

このシリーズの魅力の軸はアイテムを効果的に活用し、以前は入れなかった扉を開き
部屋から部屋へと探索を続ける中で大邸宅の秘密を解き明かすところにあると考えているのだ。
そういう意味で「――3」はミッション中心に変えた2から再び幽霊とパズルを核に戻したため好感が持てる。

その上、新作はグーイージというパズル要素を解くうえで重要な存在になるものまで追加しているのだ。
この新たなキャラクターはルイージのままでは通過できない場所も移動を可能にする彼の分身であり
君は時には両方を、例えばグーイージで風が流れるように仕向け風車を動かし、それによりルイージを
目的の場所へと移動させるといったような軽快な謎解きも経験するだろう。
それにジョイコンを分け、2人で2つのキャラクターを動かせる仕様にしたのも面白い発想であるように思う。

今回の試遊を通しても、私はグーイージが3ではゲームクリアの重要な存在になりそうな事を感じ取ったし
率直に言ってそれは本当に熱狂を巻き起こすものになるのだな、という印象を受けた。
無論、ルイージにも新たに追加された攻撃があり、それもまたゲームに新鮮さをもたらすだろう。